インターネット情報への過度依存の危険3つ
1.精度に疑い
2.陳腐化が激しい
3.思考停止を招く
地頭力=「結論から」「全体から」「単純に」考える。
頭の良さは3種類
X:考える力=地頭力
Y:対人感性の力
Z:知識量
地頭力
=「仮説思考力」×「フレームワーク思考力」×「抽象化思考力」
【仮説思考力】結論から考える
→発散を防ぐ
【フレームワーク思考力】全体から考える
→コミュニケーションにおける誤解や後戻りを減らす
【抽象化思考力】単純に考える
→応用力を上げる
フェルミ推定(概略計算能力)
1.大胆な仮定を置く
2.対象をモデル化して単純な要素に分解する
一桁の誤差の精度ならOK
フェルミ推定による「仮説思考力」訓練
1.どんなに少ない情報からでも仮説を構築する
2.前提条件を設定して先に進む
3.時間を決めてとにかく結論を出す
フェルミ推定による「フレームワーク思考力」訓練
1.全体から部分への視点移動
2.切断の「切り口」の選択
3.足し算の分解
4.掛け算の分解
5.ボトルネック思考
フェルミ推定による「抽象化思考力」訓練
1.モデル化
2.枝葉の切捨て
3.アナロジー
【仮説思考力】
ビジネスの場では
(1)三分間でクイックに回答せよ
(2)全体ストーリーを持て
(3)仮説をもってデータを集め始めよ
(4)枝葉にこだわり過ぎるな
(5)無駄なデータ収集をするな
(6)期限を設定し、その中で最善の解答を出せ
(7)報告書や企画書は、始めに目次を作れ
(8)前提条件を想定しながら進める姿勢も必要
※前提条件を決める=課題がどこからどこまでかを明確に定義すること
課題が定義できれば、課題の半分は解決したも同然
【フレームワーク思考力】
プロとは「その道の絶対座標」を持つ人のこと
絶対座標は、議論中の話題を「誤解無く」相手と共有する上で有効
課題に着手する際には「一歩引いて考えてみる習慣をつける」
誰もが誤解の無い1つのものを共有できるレベル=全体像
話が長いと感じるとき
1.一方的で自己中心的な話し方のとき。つまらない、分かりにくい、聞き手の興味に合っていない、趣旨からずれている
2.所定の時間を超過しているとき。
3.いつ終わるか分からないとき。話の全体像が示されず、話がだらだら進行するとき。
最終結果の精度を決めるのは「ボトルネック」部分。
それ以外はいくら詳細に分析しても全体の精度向上には直接は繋がらない。
グループディスカッションの始め方
1.フリーにアイデアを抽出
2.ある程度アイデアが出揃った段階で最適のフレームワークを選択
【抽象化思考力】
「自分は特殊である」は思い込み。
本当に特殊な性質…1割
一般化可能な性質…5割
全ての人間に共通な性質…4割
「まず相違点から見る」のは、「考える」姿勢を拒否した思考停止状態
革新は「似ても似つかないものに共通性を見つける」ことから生まれる
過度の抽象化には注意
「近頃の若い社員は…」
日々の思考力トレーニング
○勝手にてこ入れトレーニング
日々目に入るものに対し「自分だったらこうする」と常に考えてみる
○三分間事業シミュレーション
入った飲食店の収益性をフェルミ推定する
(市場規模の算出、顧客セグメンテーション、コスト、収益性など)
○フェルミ推定
郵便ポストは日本に何本あるか
コンビニは日本に何本あるか
○エレベーターテスト
・その時点でのプロジェクトの落としどころを常に意識する
・プロジェクトの全体像を意識する
・「全体像」と「落としどころ」を簡潔に説明する
○理由は3つ
・相手の脳記憶領域に3つの入れ物を用意させる
・人間の短期記憶容量は3つ程度
・MECE的視点として収まりが良い
○キラーチャート
・プロジェクトの概念
・分析結果などの必須事項
を1枚の絵で説明する図を描く
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