2013年3月29日金曜日

【海を見る自由】


【海を見る自由】

2011年3月24日、あの日の約2週間後に発表されたもの。
高校卒業生に向けた校長先生からのメッセージ。

大学だけが学ぶところじゃない。
友人を得るためなら、社会人になる方が近道かもしれない。
大学はエンジョイために行く場所でもない。

では、何のために大学に行くのか?



❝大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。
 言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためではないかと思う。現実を直視する自由だと言い換えてもいい。❞


❝時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。❞


❝真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。❞



「学生時代にしか出来ないこと」をやっておきな。

とは再三言われてきた言葉。

ふらっと海を見に行くとか、そーいうことなのかもしれません。


http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

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