2013年10月29日火曜日

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

1.メモノート
「タスク管理」と「アイデア出し」
何のためのアイデアなのかを認識すること。

2.母艦ノート(A5サイズがオススメ)
メモで拾った・産んだ情報を母艦ノートで検索可能な状態で管理。
母艦ノートを元にPCで文書にまとめてアウトプット。
ノートは1冊のノートに時系列で書け。
情報の一元化と時系列が重要。
実物をそのまま貼れ。テープ糊だと乾く時間を待たずにすむ。
時系列に応じてペンの色を変えると良い。
「予想・青」「実行・黒」「結果・赤」など。
結果には所要時間も記録する。今後の予定を立てる参考になる。

3.スケジュール帳(キャンパスダイアリーがオススメ)

自己投資は、成果(リターン)として
「何を」「いつまでに」手にしたいか
を意識することが必須。

読書後
→自分がやるべき事を「単純に」「キーワードで」表現する。

セミナー参加
→事前に、自分が得たい物を可能な限り明確に文章化しておく。
(例)「人脈」「アイデア」を得たい
→具体的にはどんな人脈か。なぜか。
→どんなアイデアで、何に使うのか。

2013年10月22日火曜日

人生が変わる「朝5分」速読勉強法

人生が変わる「朝5分」速読勉強法

人間の一生は約15億秒

セオドア・ルーズベルトは朝食前に1冊本読破

矢矧晴一郎(YS法の考案者)
時間の4つの特質
1.平等性
2.分割性
3.増殖性
4.非可逆性

大きな「知価」生産は、物財の
デザイン性/ブランドイメージ/高度技術/特定機能
などに現れるだろう

スキーマ=認識の枠組み
「あれは犬だ」「あれは自動車だ」

読む前に目次を眺め、序文と結論を先に読み、必要な部分の見当を付ける

三回転学習法
1.サラブレッド:全体像をおおまかに把握。速読を利用。
2.ブル:「理解」し「記憶」。マーキングも利用。速読は禁止。
3.記銘:ブルで抽出した要点に絞り反芻。
4.アウトプット:詳細は「45歳から資格が取れる超効率勉強法」を参照。

サラブレッド
1.これから勉強する科目が「どんな内容か」
2.その難易度は
3.自分の力と比べてどうか
4.全体の構成や構造は
5.一つ一つの知識の関係は
※勉強のたびに目次に目を通す。数秒。

ブル
1.内容を理解する
2.項目の重要度を判断する
3.重要箇所をマーキング&記憶
4.繰り返し復習『記憶のレミニッセンス』
5.数字カードで暗記すべき数値を抜き出す
※マーキング・抜き出しは「センテンス単位」でやれ

記銘
1.記憶したい事項を声に出して30回以上言う

一覧性は知的作業にとって重要なことだ。

重い本、大きい本は、目的にあった区分けで本を分割してしまえ。

情報の中からノイズを除け。

短期記憶:海馬
長期記憶:側頭葉

2013年10月15日火曜日

地頭力を鍛える

インターネット情報への過度依存の危険3つ
1.精度に疑い
2.陳腐化が激しい
3.思考停止を招く

地頭力=「結論から」「全体から」「単純に」考える。

頭の良さは3種類
X:考える力=地頭力
Y:対人感性の力
Z:知識量

地頭力
=「仮説思考力」×「フレームワーク思考力」×「抽象化思考力」

【仮説思考力】結論から考える
→発散を防ぐ
【フレームワーク思考力】全体から考える
→コミュニケーションにおける誤解や後戻りを減らす
【抽象化思考力】単純に考える
→応用力を上げる

フェルミ推定(概略計算能力)
1.大胆な仮定を置く
2.対象をモデル化して単純な要素に分解する

一桁の誤差の精度ならOK

フェルミ推定による「仮説思考力」訓練
1.どんなに少ない情報からでも仮説を構築する
2.前提条件を設定して先に進む
3.時間を決めてとにかく結論を出す

フェルミ推定による「フレームワーク思考力」訓練
1.全体から部分への視点移動
2.切断の「切り口」の選択
3.足し算の分解
4.掛け算の分解
5.ボトルネック思考

フェルミ推定による「抽象化思考力」訓練
1.モデル化
2.枝葉の切捨て
3.アナロジー


【仮説思考力】
ビジネスの場では
(1)三分間でクイックに回答せよ
(2)全体ストーリーを持て
(3)仮説をもってデータを集め始めよ
(4)枝葉にこだわり過ぎるな
(5)無駄なデータ収集をするな
(6)期限を設定し、その中で最善の解答を出せ
(7)報告書や企画書は、始めに目次を作れ
(8)前提条件を想定しながら進める姿勢も必要
※前提条件を決める=課題がどこからどこまでかを明確に定義すること
課題が定義できれば、課題の半分は解決したも同然


【フレームワーク思考力】
プロとは「その道の絶対座標」を持つ人のこと
絶対座標は、議論中の話題を「誤解無く」相手と共有する上で有効
課題に着手する際には「一歩引いて考えてみる習慣をつける」
誰もが誤解の無い1つのものを共有できるレベル=全体像

話が長いと感じるとき
1.一方的で自己中心的な話し方のとき。つまらない、分かりにくい、聞き手の興味に合っていない、趣旨からずれている
2.所定の時間を超過しているとき。
3.いつ終わるか分からないとき。話の全体像が示されず、話がだらだら進行するとき。

最終結果の精度を決めるのは「ボトルネック」部分。
それ以外はいくら詳細に分析しても全体の精度向上には直接は繋がらない。

グループディスカッションの始め方
1.フリーにアイデアを抽出
2.ある程度アイデアが出揃った段階で最適のフレームワークを選択


【抽象化思考力】
「自分は特殊である」は思い込み。
本当に特殊な性質…1割
一般化可能な性質…5割
全ての人間に共通な性質…4割

「まず相違点から見る」のは、「考える」姿勢を拒否した思考停止状態
革新は「似ても似つかないものに共通性を見つける」ことから生まれる

過度の抽象化には注意
「近頃の若い社員は…」

日々の思考力トレーニング
○勝手にてこ入れトレーニング
日々目に入るものに対し「自分だったらこうする」と常に考えてみる
○三分間事業シミュレーション
入った飲食店の収益性をフェルミ推定する
(市場規模の算出、顧客セグメンテーション、コスト、収益性など)
○フェルミ推定
郵便ポストは日本に何本あるか
コンビニは日本に何本あるか
○エレベーターテスト
・その時点でのプロジェクトの落としどころを常に意識する
・プロジェクトの全体像を意識する
・「全体像」と「落としどころ」を簡潔に説明する
○理由は3つ
・相手の脳記憶領域に3つの入れ物を用意させる
・人間の短期記憶容量は3つ程度
・MECE的視点として収まりが良い
○キラーチャート
・プロジェクトの概念
・分析結果などの必須事項
を1枚の絵で説明する図を描く

2013年10月8日火曜日

受験勉強の極意(高校3年3月時点でのメモ書き)

[1]受験に必要なもの3つ
1.勉強量
2.体力
3.負けん気

[2]教科別勉強法
英語
音読と反復

数学
答に頼らず自力で解答をつくる
悩め

古文
単語と文法で7割読める
残り3割は古典常識

漢文
句法3割、漢字2割
残り5割は慣れと文脈把握力

現代文
本文を読み込む
読書習慣を付ける

物理
教科書を大切に
公式の暗記は厳禁
導出過程を理解すべし

化学
理論分野を大切に
有機は稼ぎどころ
資料集(図表)はいつも持ち歩いて読む

[3]
後悔

模試は、もう一度解き直してから解説を熟読すべし。
解説は宝庫。
繰り返し読み、問題ごと覚えてしまうことが大切。

[4]
リラックスや息抜きは大切。

早稲田入試や東大入試がある週もジャンプを読んだ。
センター入試後は、週に3日は1時間のジョギングをした。
高1の夏休みから、ジョギングは続けている。

[5]
高校2年の春休みの過ごし方

英語
春休みの課題をやりこんだ。
音読と単語帳作り。
CDを先生に特別にお借りしてリスニング。

数学
4STEPⅡ+Bの演習問題。
4STEPⅢ+Cの予習。

国語
古典単語と漢文句法の復習。
東大過去問を時間を無視して解いた
→5時間かかった

物理
重要問題集を解くだけで精一杯だった

化学
セミナー化学の復習をした。
化学図表を読む癖をつけた。


[6]
注意

○予定は細かく決めすぎない
○日付が変わる前にベッドに入る
○朝食を抜くな
○授業中は絶対寝るな
○土曜課外には可能な限り出席すべし(特に物理と化学)
○まずは質より量(徐々に質も高まっていく)

2013年10月1日火曜日

思考・論理・分析

思考について----------------------------------------------

「目標設定」と「方法論の開発」が必要な現在。
独自の答えを自分で創りだす能力を身につけよう。

思考対象に関して、何らかの意味合い(メッセージ)を得るための手段は、思考と情報収集の2つのみ。

では、思考とは。
ある情報と別の情報を‘突き合わせて比べる’過程を通して、同じ部分と違う部分の認識を行なうこと。

分かるとは。
思考対象を構成する要素が、同じと違うに分け尽くされた状態に辿りつくこと。

正しく分かるための3要素は
1.ディメンションを整えること
(比べる事象や要素が同一抽象水準上にあること)
2.クライテリアを設定すること
(適切な基準を見つけるには、多様なクライテリアを知っている必要がある)
3.MECEであること
(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive
MECEでないと、重要な集団を見落とす、
複数の要素を持つ"ダブリの集団"の特性を捉え損ねる
などの弊害がある。
定性的なクライテリアによる分類においては、完全な網羅性は不可能。
比較的独立した要素で主要なものを見落とさず、ほぼ全体を構成できればよい。
MECE的な分類の合理性が得られると考える。)

MECE的とは
各部分集合のディメンションが揃っている
各部分集合が基本的に独立
各部分集合を全て足すと対象範囲の大半をカバーできる


思考により得られるもの(思考成果)
1.事象の識別
他の事象と"違う"部分こそが"そのものらしさ"であり"本質的要素"である。
識別を行なう際には「比較対象」「比較の切り口」が肝。
識別した結果「それは何々である」と分かるためには、「何々」を予め知っていることが必須。
知らないものは分からない。
良い分類とは思考対象の「構成要素」と要素群の「位相」が明確な状態。

2.事象間の関係性の把握
事象間の関係は「独立」か「相関(単純相関or因果)」のどれか。

因果関係に必要なのは「時間的序列」と「意味的連動性」
相互因果に注意。
意味的連動性とは、結局、経験的に納得出来るかどうか。
科学的根拠か実体験に基づく。

因果について考える上で抑えるポイントは3つ。
1.直接的連動関係か。間にワンクッションある関係か。
2.第3の要因があり、因果ではなく単純相関ではないか。
3.因果の強さ。回帰分析における係数の絶対値の大きさ。影響力。

思考は属人的なものである
1.思考者が持つ知識により、思考により得るメッセージは異なる。
2.思考者の性格や価値観により、思考により得るメッセージは異なる。思考対象テーマが、思考者の利害や行動に関わる場合は、特に異なる。

→多数の思考者が共有し合える客観的結論を得るための思考の方法論が「論理」である。

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