2013年12月31日火曜日

クイズ

No.1

あるパーティーでのこと。

赤い帽子と白い帽子がそれぞれ3個ずつ、計6個用意されていた。

そのパーティーのメイン3人の知恵試しゲーム用だった。

主催者が言った。

「赤い帽子を必ず使うこと。」

そして、3人に赤い帽子を被せた。

各自とも他人の帽子の色は確認できるが、自分の帽子の色は分からない。

しばらく考え込んだが、3人はやがて自分が赤色の帽子を被せられていると分かった。

どんな論理でその結論にたどり着いたのだろうか。






No.2

「おなかが減ると、食事をする」

の対偶は

「食事をしなければ、おなかが減らない」

である。

・・・なんか変??

2013年12月24日火曜日

数え歌

ひとつとや ひと夜あければ にぎやかで にぎやかで
おかざりたてたり 松かざり 松かざり

ふたつとや ふたばの松は 色ようて 色ようて
さんがい松は かすがやま かすがやま

みっつとや みなさんこの日は らくあそびら らくあそび
はるさき小窓で 羽根をつく 羽根をつく


江國香織の小説を読んでたら、数え歌が出て来た。
イタリア人がこの歌を歌う、という場面であり、
「日本の大学で、この唄を最後まで知っている学生にはついに一人も会わなかった。そんなものなのかもしれない。」
と述べられていたのが非常に印象的だったので、ここに書いてみた。

以前、とある団体で、7月頭を目安に「日本の文化」をテーマとしたイベントを企画しよう、という話があったのを思い出した。

社会人として世界の人々と付き合うようになるまでには、日本とはどんな場所なのか、どんな「よき日本」があるのか、などをきちんと伝えることの出来るような日本人になっていたい。

将来の大きな夢として、「世界中の文化や歴史に触れる」ことを決めているが、もちろんその地域で生活している人たちから、直接、話したり見せたりしてもらえるのが一番うれしいだろうと思う。その時、そこで生活している人たちが自分の文化や歴史に対してあまり関心を持っていなかったり、説明できなかったりしたら、そこを訪れた私はきっとがっかりすることとだろう。

逆もまた然りだ。

私自身、自分の生まれた土地についてすら、きちんとした説明や文化背景などを説明出来ない。これは、非常に恥ずべきことであるし、なにより寂しいことである。

他のバックグラウンドを持つ人たちと付き合う上で、自分が何者か、どんな環境で育ち、学んで来たかをきちんと伝えることはとても重要だ。堂々と、そしてユーモアを交えて、そんな話を出来るようになることが、当面の目標である。

2013年12月17日火曜日

目指すところのもの

子謂子貢日、女与回也孰愈。
対日、腸也何敢望回。
回也聞一以知十。
腸也聞一以知二。
子日、弗如也。
吾与女弗如也。

~公冶長第五 101~

一を聞いて二を知ることすら、実際にはとても難しい。
聞いてスグ自分のものに出来ることを前提に話をしている孔子と子貢は、やはり求めるレベルが高いのだと窺える対話だ。
とはいえ、誰だって、言われたことを言われるがまま作業するような、「一を聞いて一をこなす」だけの人間で終わりたくはない。
「一を聞いて十を知る」とは、噛み砕くと「教わったことをもとに試行錯誤し色々考えて、その10倍くらいのことを思いついたり推察出来る」ということを指すのだろう。
要は、自分の頭で考えろ、というハナシ。
遥か昔の偉人の言葉が、数千年の時を超えて俺のような若造を戒めてくれるところに言葉の偉大さを感じた夜だった。

2013年12月10日火曜日

ふたつでじゅうぶんですよ

映画「ブレードランナー」を見終えた。
原作はSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(著:フィリップ・K・ディック)だ。
人造人間の製造に成功した未来が舞台の映画だが、1980年代の雰囲気が強く流れている作品だった。
人間が、人間そっくりの生き物を作り出してしまったことで生じる様々な苦悩、という非常にありふれたテーマを扱ったものであったが、当時としては大分斬新な題材だったのだという。
もはや、2019年などわずか数年先のことであるから、そう簡単には時代は進まないようだ。


最近は、こうして「映画」→「原作」という流れを意識して読書を進めているが、この方法はSFにはあまり適していないのかも知れない。
おそらく、映画とは異なりかなり重い内容になりそうなので、映画の印象とのギャップがかなり大きいと思う。
別の作品、と考えた方がよいのか。

気が滅入るような作品は、今はちょっと遠慮したいかな。

気分の上がる作品がいい。


ちなみに、タイトルはブレードランナーの作品の冒頭に出てくる屋台のおやじの言葉。
なんか引っかかったのでちょっと調べてみたら、やはりパロディ化されるくらいに他の人の頭にも残っているよう。
こういう素朴な言葉が、意外に印象に残ってしまうものだ。

2013年12月3日火曜日

英検一級用単語集

単語 意味
plight 窮状
autonomy 自治権、自主制
boon 恩恵
watershed 分岐点、分水地点
make headway (困難を排除して)前進する
allure 魅力
inmate 施設収容者
lose one's cool カンカンに怒る
remorse 後悔
demise 死、終わり
axis
forgery 偽作
facade うわべ
impasse 袋小路
dehydration 脱水症状
deterioration 悪化
intervene 介入する
augment A Aを増やす
languish 下がる
prod A to do Aがdoするように仕向ける
enunciate A Aを明確に発音する
squander A Aを浪費する
alleviate A Aを緩和する、いやす
avert A Aを防ぐ、避ける
ascribe A to B AをBの所為にする
audit 会計監査を行なう
scoff at A Aを嘲笑う
surge (株などが)急騰する
veer 方向を変える、逸れる
shackle 枷をはめる
vent A on B AをBにぶち撒ける
coerce A into doing Aに強制してdoさせる
courteous (形)礼儀正しい
lubricant (名)滑らかにするもの、潤滑油
solvent (名)<化>溶剤;解決方法
grievance (名)不満、苦情
wrangling (名)口論、論争
insult A (動)Aを侮辱する
disparage A (動)Aを軽視する、非難する
indignity (名)侮辱、冷遇
jolt (名)〔突然の激しい〕動き;〔精神的〕動揺、ショック
botanica (形)植物の、植物学の
archaeologist (名)考古学者
progenitor (名)先祖;創始者
falter (名)よろめく、行き詰まる
invoke A (動)Aを引き起こす、呼び起こす
demoralize A (動)Aの士気をくじく、Aを困惑させる、Aを戸惑わせる
notwithstanding (前)Aにも関わらず; (副)それにも関わらず
compound A (動)Aを構成する、A(事態)を悪化させる
nevertheless (副)とは言っても